魚のスポンジ

友人は境界性パーソナリティ障害 (BPD )、5年の付き合い。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

処世術の話

強いストレスに見舞われて、避けられないと悟ったら、受け容れるに限る。ここでゴネたりスネたり怒ったりは、悪手だと考えるようになった。 ストレスを避けるために、日々の足どりにはもちろん注意を払う。それでも歩けば棒にあたるのが世の常だという。たと…

夜の話

「この部屋は落ち着かない」 友人がそう言ってデニーズへ行きたがったのは27時。お互い寝間着で不眠を訴えた時のこと。彼女の「落ち着かない」は「ひどく不安定」な様子。この嵐の夜更けにドリンクバーとしゃれこめば、明日1日は青いドロドロ気分になること…

梅雨の嵐の話

この写真は嵐の4時間前。6月16日の夜、豊島区は梅雨の嵐に見舞われて、雷鳴とそれに先立つ一瞬の昼間みたいなピカリが泊まりに来た友人を寝かさなかった。希死念慮のために我が家へ避難しに来た彼女は、宵口から妙なテンションだった。 彼女は認知行動療法の…

マゼリーの話

私達はよく、シャノアール系列の「ベローチェ」というカフェにお世話になっている。私達というのは私と、BPDに悩む友人のこと。このごろベローチェは「マゼリー」というドリンクメニューが増えた。 ところで「BPD」とは、境界性パーソナリティ障害のこと。不…

魚の話

魚の半身が青くなった。はじめはだいたい白で、青はちょっとした斑模様だった記憶があるのだけど。この子はそのうち真っ青になる。そんな気がしている。魚のなまえはベタ、種類はプラカット。 愛称はふーちゃん。 ふーちゃんの「ふ」はフィッシュの「フ」。

樹木の話

我が家の夏の樹木はメキメキと成長している。冬に間延びした枝をきりおとして、文字通り「丸坊主」にしたのは春の頃。 雨がやんだら外に出す。雨の予報ならテーブルへ。ぬるい水をあげる。そうしたら育った。

季節の話

季節のふたつめは梅雨。みっつめは夏。ひとつめはたしか春だった。これでもう三つ。日本には四季があるというけれど、眼を凝らしてみれば六季ある。春夏秋冬に加えてふたつの雨季、梅雨と秋雨。いまはそのはじめの方。 季節が変われば体調が変わる。気分も変…